内容説明
地域の「こころ」を、しっかりとした「かたち」に表し、語るしくみ。よそ者ゆえに、“茨城暮らし”の奥深さに魅せられてしまったデザイナーが、生き生きと描き出す「地域」が主役の時代とその方法論。
目次
第1章 地域へのまなざし―負の価値観から夢育ての価値観へ(地域とは何か;順域の宝もの―埋蔵資産を「ポジティブ発想」で掘り起こす ほか)
第2章 まちづくりの極意(ありままを見てちょうだい―日本大正村(岐阜県恵那市)
まちづくりの現地見学 ほか)
第3章 参画型デザイニングの実践(参画型デザイニングの方法;プロジェクトの企画と運営 ほか)
第4章 参画型デザイニングの効果(参画型デザイニングの特質;参画型デザイニングの効果 ほか)
著者等紹介
蓮見孝[ハスミタカシ]
博士(デザイン学)。1948年神奈川県鎌倉市生まれ。1971年東京教育大学教育学部芸術学科工芸・工業デザイン専攻を卒業。二十年間にわたり日産自動車株式会社に勤務し、第一モデル課長、エクステリアデザインスタジオ代表チーフデザイナー等を歴任。プレセア、ラルゴなど多くの車種の開発に携わる。1976年に大学院大学であるロイヤルカレッジ・オブ・アート(ロンドン)に社命留学。1991年に筑波大学に専任講師として転籍し、2000年から教授(大学院人間総合科学研究科芸術専攻)。日本デザイン学会理事・副会長、茨城県生涯学習審議会・社会教育委員、経済産業省地域中小企業サポーター、国交省観光まちづくり事業(常陸太田地区)座長・コーディネータ、グッドザイン賞審査委員をはじめ、茨城県および県内の市町村を中心に、さまざまなプロジェクトにかかわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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