内容説明
制度や組織の改革にはコンフリクトが生じ、その解決能力がなくては改革は推進されない。他方、コンフリクト解決能力を高めることが経営の競争優位性を保つことになる。本書は、フォレット、バーナードの理論を論拠にして、ビジネス交渉、市の行政改革、裁判所の調停を論じ、実際に現場に生かし、さらにその理論化を図った。
目次
第1章 調停と調停による紛争解決
第2章 調停とコンフリクト・マネジメント
第3章 ADRと調停―ADR基本法と調停機関
第4章 コンフリクト論とM.P.フォレット―交渉と調停
第5章 交渉の理論と技能―組織行動論的アプローチ
第6章 組織の交渉とビジネス交渉
第7章 コンフリクト・マネジメントと交渉のあり方
著者等紹介
数家鉄治[カズヤテツジ]
1944年生まれ。大阪府立大学大学院経済学研究科博士課程を経て、米国ミシガン大学経営大学院留学。1973年大阪商業大学商経学部専任講師、助教授、教授を経て、同総合経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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