内容説明
小売企業のグローバル戦略の一般化理論を移転論の視点から解明する。小売ノウハウの海外移転モデルを構築して現地での実証研究を行い、標準化・適応化しやすいのはどの技法かを明らかにし、小売企業のグローバル戦略の新たな理論的枠組みを提示する。
目次
序章 本書の研究概要と構成
第1章 小売産業のグローバル戦略の一般化理論
第2章 「転移論」から捉えた小売業態発展の理論的枠組み
第3章 小売ノウハウ(技術)の海外移転モデルの構築―製造企業との比較の視点から
第4章 小売ノウハウ(技術)の海外移転に関する実証研究―韓国と中国
第5章 東アジアにおけるコンビニエンスストアのグローバル競争と戦略・移転
第6章 東アジアにおけるディスカウントストアのグローバル競争と戦略・移転
結章 本研究の検証結果と残された課題
著者等紹介
金亨洙[キムヒョンス]
韓国生まれ。1990年韓国仁川大学卒業。1994年中央大学大学院商学研究科修士課程修了。1999年中央大学大学院商学研究科博士課程修了(商学博士)。2000年中央大学商学部非常勤講師。2001年久留米大学商学部専任講師。2002年久留米大学商学部准教授。専攻分野はマーケティング論・国際マーケティング論・国際流通論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。