内容説明
とかく抽象的になりがちな景気および経済予測にまつわる話について、関連する統計を使いながら具体的に理解できるように工夫されている。景気や経済統計に関する書籍があまたある中で、類書と異なる点は、背景にある経済理論とセットで学習できることである。理論と現実の融合という難題に統計をからませて一つの答えを出したのが本書である。
目次
1部 基礎編(経済活動と経済統計;景気循環の諸局面と景気判断指標;GDPとその関連統計;家計の経済活動と統計;企業・産業の経済活動と統計;為替レートと貿易に関する統計;物価動向と統計;雇用動向と統計;金融政策・金融市場と統計)
2部 応用編(経済予測とは;景気の先行指標;内需の予測;為替レートと外需の予測;短期経済予測の実践;中期経済予測の実践;長期経済予測の実践)
著者等紹介
小林慎哉[コバヤシシンヤ]
1963年東京に生まれる。1986年3月埼玉大学教養学部卒業。証券会社勤務を経て1990年3月早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。1990年~日立総合計画研究所(副主任研究員)、国民経済研究協会(主任研究員)などを経て、2003年4月愛知大学経済学部助教授(計量経済学ほか担当)。この間、専修大学大学院客員教授、学習院大学、獨協大学、武蔵工業大学非常勤講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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