内容説明
本書は、法政大学産業情報センターに設置されている研究プロジェクト・企業家史研究会の「日本の企業家活動シリーズ」の第2作ケース集である。日本経営史上の主要なテーマとそれを担った企業家活動のケースの発掘と研究に取り組んだ。2人の代表的な企業家を取り上げ、両者の企業家活動の対比を通して、テーマの究明と解説を行う。
目次
1 産業革命期(ビジネス啓蒙の企業家活動;維新期大商家の改革者;政商型の企業家活動;独立自営を実現した企業活動)
2 両大戦間期(大企業形成時代の企業家活動;財閥オルガナイザーの企業家活動;ブランドを確立した企業家活動;非営利組織の企業活動)
3 戦後復興期・高度成長期(戦後の労働争議を乗り切った企業家活動;技術革新を牽引した企業内企業家;マイノリティの企業家活動;ハイテクベンチャーの企業活動;大企業を踏み台にした企業活動)
著者等紹介
宇田川勝[ウダガワマサル]
1944年千葉県に生まれる。1968年法政大学経営学部卒業。1975年法政大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士課程修了。現在、法政大学経営学部教授、経済学博士
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- 和書
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