内容説明
タイ通貨危機前後の二度にわたる日タイ合弁自動車企業16社の調査データに基づき、戦略転換期における日本型経営技術の移転と人材育成策に関する実証分析を行い、その動態的プロセスを事例で詳細に解明。さらに、日・タイ中間管理者層の意識調査比較により、自律的な知識創造の組織的展開や参画型経営の実態と課題を提示。
目次
第1章 序論
第2章 タイの自動車産業の発展と日タイ合弁自動車企業の経営展開
第3章 先行研究の考察
第4章 仮説の設定とサンプル企業の概要
第5章 仮説検証結果と調査結果の概要
第6章 事例研究
第7章 仮説検証結果と事例研究結果に対する比較考察
第8章 結論
著者等紹介
植木真理子[ウエキマリコ]
1974年東京に生まれる。2001年横浜国立大学大学院国際開発研究科国際開発経営専攻博士後期課程修了(学術博士)。2001年(株)三菱総合研究所リサーチ・スタッフ(契約制)を経て、アメリカン大学KOGOT経営学部・大学院ビジネス・スクール客員研究員。2002年京都産業大学経営学部専任講師
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