内容説明
本書は、諏訪貞夫教授の研究姿勢・研究分野に従い、「経済政策」・「実証分析」を主たる内容とする論文集となっている。
目次
1 新しい経済政策理念(厚生経済学と倫理―経済政策の可能性を探る)
2 日本の経済基盤と公共政策(社会資本、知識資本、および産業部門の生産性―日本の地域横断面データによる分析;労働市場と人的資本に関する分析 ほか)
3 金融市場の機能と課題(設備投資と資金調達制約―パネル・データによる分析;貨幣総量と実体経済との関係―金融システムショックを考慮に入れて ほか)
4 多国間経済関係と日本(日本の経済成長と日米安全保障条約に関する一考察―米国軍事支出からのスピル・インに関するexternality effectの実証分析;東アジア諸国の為替レート政策 ほか)