IDコミックス 百合姫コミックス
月と泥

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  • サイズ コミック判/ページ数 1冊
  • 商品コード 9784758072441
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しき

12
世間や社会に馴染めない女の子と、受け入れてくれる女の子の百合。「私達の愛は、私達にしかわからない」のコピーが示すように、二人の愛は特別だ。反発心から冷たい態度をとり、激しい感情を吐露したりと、気持ちのぶつけ合いが多いのが特徴。だからこそ、結ばれた時のカタルシスが大きいのだ。私が好きなのは、相手が欠点だと思っている所が長所に見えるとこ。自分の欠点までもが救われた気分になる。やはり百合は素晴らしい。お気に入りは「月と泥」です。展開が衝撃的でした。2019/04/19

ひうら

5
舞台も時代も色々な百合短編集。最初に掲載されている表題作から心を奪われた。泥臭くても2人で生き延び続けようとする事が何よりも肝心。しあわせにしてほしいもお互いのコンプレックスを伝え合った事で未来に希望を持ちあえてよかった。鎖の斬手&少女たちの世界観が好き。丘上の約束のラストが素晴らしい2017/08/10

よむよ

5
百合・・・?百合かな?百合かも。百合か。短編集。百合度はかなり薄め。踊り手の連作は面白げだった。もう少し長いストーリーを書けたらより面白くなっただろうと、すこし勿体無さを感じる。2015/10/10

いすか

3
何かが上手くいかなかったり、過酷な世界情勢だったりで、思い通りに生きられない女子たちの心のゆらぎと恋を描いた作品集。いわゆる百合ものだけれど、あまりべたべたしていない。片想いあり、両片想いあり、両想い?あり。この中では「しあわせにしてほしい」が一番好きかな。2018/07/30

辺野錠

3
軍人の百合や独自制度のある舞踏の世界と独特な世界観が良かった。石で殴打!?という衝撃的な冒頭から始まり物語が意外な方向へ転がっていき冒頭へ繋がる表題作が面白かった。『しあわせにしてほしい』のラストの言葉は俺は文字どおりの意味と捉えていたが逆の意味にも解釈できるのねと他の方の感想を見て思った。描き下ろしで補足される『鎖の斬手』の世界観の練られ方も印象的なポイント。2017/01/27

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