内容説明
21世紀を迎えて今、企業はいかなる変革と創造を成し遂げていくのか、そのための適応行動のあり方が企業における種々の活動領域で大きく問われている。本書は、新しい世紀に向けて求められる現代企業における活動の原理とその活動と内容について、社会と経営・組織と管理・人間と情報という諸領域に即して体系的な解明を企図している。
目次
第1編 社会と経営(「倫理」をめぐる3つの経営経済学―客観と主観の統合理論の確立に向けて;日本的企業システム変革の視座―新事業創造と地域社会との共生;環境志向経営の基礎)
第2編 組織と管理(革新の時代と細胞組織;断続的組織変革と適合概念;ルース・カプリング組織の展開;JIT生産システムの分析)
第3編 人間と情報(21世紀の日本的人事システムに向けて―ふたつのシナリオ:「シェアリング化」と「パーソナル化」;目標管理と職務の特質;ナレッジ・マネジメントの原理と課題)
著者等紹介
亀田速穂[カメダハヤオ]
大阪市立大学商学部助教授「経営管理論」担当
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