内容説明
時代の潮流としての企業グローバリゼーションを、偏見を廃してその光と影の両面において正しく理解することは、明治維新、第二次大戦につぐ第三の歴史的一大転換期に遭遇した現代日本の「国民経済」存続を賭した、新しい産業政策策定において不可欠である。
目次
第1章 時代の潮流としての企業グローバリゼーション
第2章 企業グローバリゼーションと「現代病」
第3章 アメリカにおけるミクロとマクロの衝突
第4章 第一次円高ショックと日本企業のグローバリゼーション
第5章 第二次円高ショックと日本企業グローバリゼーション進化
第6章 在米日系製造業子会社の対米国経済貢献
第7章 外資系企業の対日経済貢献
第8章 JITの光と影―日本的生産方式の「国際的普遍性」