内容説明
本書は、現代経営学における古典中の古典として世に知られ、少なくとも現代経営学に関心をもつ心であれば、一度は繙く機会をもつと思われるC.I.バーナードの主著The Functions of the Executiveの形成過程に関する研究である。
目次
『組織論草稿』に至るまでの主著の形成素材としての諸想念(人間協働、この未知なるものへの自覚;「産業経営における集合主義と個人主義」―バーナードの人間協働観をめぐる諸想念 ほか)
ローウェル講義に至るまでのバーナード主著形成要素としての諸想念(二つの“Notes on Organization”―組織をめぐる諸想念(1)
未完稿“Democracy”論考におけるバーナードの組織観―組織をめぐる諸想念(2) ほか)
L.J.ヘンダーソンとバーナードの方法論的想念(現代経営学の黎明期におけるバーナードとヘンダーソンとの邂逅;L.J.ヘンダーソンの伝記的素描 ほか)
ローウェル講義から主著The Functions of the Executiveへの形成過程(ローウェル講義と主著The Functions of the Executiveの執筆過程;『ローウェル講義草稿』から主著への形成過程における諸論点 ほか)
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