内容説明
本書の目的は、人々の行動を制約するルールの設定に論理的な根拠を与えることである。同時にそれは、市民生活への一層の政治的介入を正当化する制度よりも、政府を規制するルールへ人々の関心を集めることである。本書はそのための説得の一試論である。ノーベル経済学賞受賞作。
目次
立憲的規則
契約主義者の見方
慈悲心の神話
立憲的分析のための個人モデル
時間、誘惑および制約された将来
ルールなき政治、1―時間および非制約下の集合的行為
ルールと正義
ルールなき政治、2―分配に関する正義と政治
民主主義政治の下で立憲的改革は可能か
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