出版社内容情報
《内容》 1999年の大学・短期大学設置基準改正により,教育研究活動の「自己点検・評価」が義務づけられた.本書では看護学教育の質の維持と向上に欠かせない自己点検・評価のためのシステムと評価スケー ル,およびその背景の理論や課題まで含めて詳しく解説.著者らによって開発されたシステムは「授業過程評価スケール」,「授業評価活動スケール」,「教育組織運営評価インベントリ」などから構成され,信頼性と客観的妥当性の高いシステムになっている.教育評価の研究者はもちろん,すべての看護学教員必携の,最新の「自己点検・評価」システム理論. 《目次》 序 章:本書の背景第1章:看護学教育評価のすすめ第2章:看護学教育評価の基礎 1.現代の教育評価 2.高等教育としての看護学教育評価 3.教育評価における倫理的配慮 4.教育評価の諸側面第3章:看護学生から授業過程の評価を受ける 1.授業過程評価スケール ―看護学講義用― 2.授業過程評価スケール ―看護技術演習用― 3.授業過程評価スケール ―看護学実習用―第4章:看護学教員自身の授業評価活動を見直す 1.看護学教員授業評価活動スケール第5章:看護学教育組織運営を評価する 1.看護系大学組織運営評価インベントリ 2.看護専門学校組織運営評価インベントリ第6章:自律的・循環的・継続的な看護学教育評価の実現 1.看護学教育評価システムモデルが導く自律的・循環的・継続的な教育評価 2.看護学教育評価システムモデルの開発を導いた理論的枠組み 3.看護学教育評価システムモデルの開発過程第7章:看護職養成教育機関における自己点検・評価の現状と課題 1.看護職養成教育機関における自己点検・評価が機能するための要件 2.看護系大学・短期大学における自己点検・評価の現状と課題 3.看護専門学校における自己点検・評価の課題付録 自己点検・評価に関する参考文献集
内容説明
本書は、看護教育学の研究者が平成8年度から取り組んだ研究を統合・再構成した成果である。そのため、本書のすべてが看護教育学の理念を反映している。
目次
第1章 看護学教育評価のすすめ
第2章 看護学教育評価の基礎
第3章 看護学生から授業過程の評価を受ける
第4章 看護学教員自身の授業評価活動を見直す
第5章 看護学教育組織運営を評価する
第6章 自律的・循環的・継続的な看護学教育評価の実現
第7章 看護職養成教育機関における自己点検・評価の現状と課題
付録 自己点検・評価に関する参考文献集
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