内容説明
本書はＡｕｔｏｐｓｙ ｉｍａｇｉｎｇ（Ａｉ）という医学検査概念と症例を呈示した世界初の医学書である。内容は死後画像診断と解剖所見を対比させた医学ファイルにＡｉ概念説明書を添付したものである。Ｐｏｓｔｍｏｒｔｅｍ ＣＴ（ＰＭＣＴ）やＴｈｅｒａｐｅｕｔｉｃ Ｅｆｆｅｃｔ Ｅｖａｌｕａｔｉｏｎ Ｐａｔｈｏｌｏｇｙ（ＴＥＥＰ）などＡｉに関連するいろいろなものをごった煮状態に詰め込んでいて、Ａｉのことをいろいろな角度から語るという本になっている。
目次
１ Ａｉ総論（オートプシー・イメージング（Ａｉ）の概念
既存の剖検概論 ほか）
２ ＰＭＣＴ症例呈示（本文中に使用される略語；ＰＭＣＴ施行の歴史と現状 ほか）
３ Ａｉ症例呈示（“Ａｉ剖検”報告書フォーマットについて；治療効果マトリクス表示（ＴＥＥＰ ｍａｔｒｉｘ） ほか）
４ Ａｉ剖検総論（Ａｉ剖検の概念；疫学からみたＡｉ剖検 ほか）
付録（非・画像診断専門医のためのやさしい画像読影ガイダンス；ＨＩＭＡＣ＋高磁場ＭＲＩ＋慰霊祭＝Ａｉ ほか）
著者等紹介
江沢英史［エザワヒデフミ］
１９８８年３月千葉大学医学部卒業。同年４月千葉大学医学部第１外科教室入局。１９９３年４月千葉大学大学院医学研究科入学。１９９７年３月同博士課程修了。１９９７年４月より現職。現在、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院診断課臨床検査室医長、千葉大学医学部腫瘍病理学教室非常勤講師、日本病理学会学術評議員、認定病理医、日本病理学会医療業務委員会剖検・病理技術小委員会委員
塩谷清司［シオタニセイジ］
１９９１年３月島根医科大学医学部医学科卒業。同附属病院放射線科入局（研修医）。１９９３年６月神奈川県立がんセンターレジデント（癌専門研修医）。１９９６年６月島根医科大学医学部附属病院放射線科助手。１９９９年２月筑波メディカルセンター病院放射線科。現在、放射線科科長、放射線科専門医
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