出版社内容情報
嵯峨敏也と岬美由紀の邂逅を描くクラシックシリーズ第2弾!きみも緑色の猿を見たのかい? 嵯峨敏也にそう聞かれ運命が狂い始めた女子高生。彼は敵か味方か? 中国との戦争突入を阻止すべくメフィスト・コンサルティングにの罠に立ち向かう美由紀の活躍を全面改稿で描く!
松岡 圭祐[マツオカ ケイスケ]
著・文・その他
内容説明
きみも緑色の猿を見たのかい?嵯峨敏也と名乗る男にそう聞かれた瞬間から、女子高生の知美の存在は周囲から認識されず、母親からも拒絶されてしまう。彼は敵か味方か?折しも国内では岬美由紀のある行動が原因で中国との全面戦争突入のタイムリミットが迫っていた。公安に追われながらメフィスト・コンサルティングに立ち向かう美由紀の活躍が、改稿の域を超えほぼ新作となり生まれ変わったクラシックシリーズ第2弾。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計500万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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勇波
65
『完全版』にて十数年振りの「ミドリザル」。後書きで説明があったようにほぼ新作として楽しめます。安定の全天候型完全懲悪物語なので、主人公がピンチになればなるほど盛り上がるって寸法なのです。こっちもその寸法を期待してるので大いに結構だ(笑)倒す標的は世紀の勘違い集団メフィストコンサルティング。やっちまいな!岬美由紀!★2016/10/01
まあか
48
面白くて止まらなくなる!!!変わらずのスケールのデカさ!!美由紀の過去も気になる。残り少しになってきた辺りで、こんだけのページ数で話完結するのか?と思っていたら、いいところで終わってしまった💦続編早く読みたい(((o(*゚▽゚*)o)))♡図書館でお取り寄せ依頼中🥲2021/10/07
神太郎
31
千里眼クラシックシリーズ第2巻。冒頭から岬さんが大立ち回り。結果、国際問題に発展からのなんと隣国がミサイルを撃ち込んでくるかもしれない展開に、えぇ?!となりつつ、新たな悪の存在と対峙していく岬さん。『催眠』は僕の中でもホラー(映画はあとがきにあるように特殊ホラーでしたな)と言うイメージでしたが、嵯峨さんは稲垣吾郎君でしたよね。でも、読んでるとこんな肝が座った人ではなかったなぁとかうろ覚えな記憶。クリフハンガーな終わり方でやきもきしつつ、次は催眠辺りを箸休めに読もうかなぁ。2025/01/28
只三郎
27
エンターテイメント満載な内容で、飽きずに最後まで読み進めてしまいました。でも、元自衛官とは言え攻撃ヘリコプターを操縦して戦闘を行うシーンには、やっぱり違和感を感じてしまいますね。これが海外の作品なら海外のことをよく知らない分、感じかたも違うのでしょうが、日本の作品だと変な感じです。まぁ、話しの展開自体は目が離せないぐらい面白いので、満足できると思います。2015/09/09
はる
26
えー解説なさすぎて話について行けない感じが強い…このシリーズ2作目だけど続き気になるけど、もういいかも〜2020/03/08