安心して薬を使用するために―注意すべき薬の飲み合わせ

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安心して薬を使用するために―注意すべき薬の飲み合わせ

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  • サイズ B6判/ページ数 122p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784830603228
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 いつも飲んでいる薬に新たな薬を飲み合わせると,それぞれの単独適用時にみられない薬理作用の増強や減弱が現れることがある.本書は薬の飲み合わせにより生じる有害作用を防ぐため,飲み合わせてはいけない薬や食物173種類を厳選し,薬の写真を対比させ分りやすく紹介.    《目次》 【 医薬品相互作用概説 】  1.最近の多剤併用化傾向  2.薬物相互作用について   [1]薬物動態的相互作用   [2]薬力学的相互作用   [3]物理化学的相互作用  3.薬物相互作用のとらえかた 【 注意すべき飲み合わせ 】 [ 1]中枢神経系作用薬 ●カルバマゼピン[抗てんかん剤・三叉神経痛用剤] × イソニアジド(抗結核剤) × ワルファリンK(血液凝固阻止剤) × テオフィリン(気管支拡張剤) × フェニトイン(抗てんかん剤) × エトスクシミド(抗てんかん剤) ●スルチアム[抗てんかん剤]×(フェノバルビタール 他) ●バルビツール酸誘導体[鎮静剤・抗てんかん剤] × (副腎皮質ホルモン 他) ●バルプロ酸[抗てんかん剤]×(カルバマゼピン 他) ●フエニトイン[抗てんかん剤]×(イトラコナゾール 他) [ 2] 循環器系作用薬 ●キニジン[不整脈治療剤(クラスⅠa)]×(ジゴキシン 他) ●メキシレチン[不整脈治療剤(クラスⅠb)]×(テオフィリン) ●プロパフェノン[不整脈治療剤(クラスⅠc)]×(ジゴキシン 他) ●ベプリジル[不整脈治療剤(クラスⅢ)]×(ジゴキシン) ●アミオダロン[不整脈治療剤(クラスⅢ)]×(アプリンジン 他) ●ベラパミル[虚血性心疾患治療剤]×(テオフィリン 他) ●ジルチアゼム[血圧降下剤・狭心症治療剤]×(カルバマゼピン 他) ●チクロピジン[血液凝固防止剤]×(テオフィリン 他) ●クロフィブラート[高脂血症治療剤]×(ワルファリンK 他) ●コレスチラミン[高脂血症治療剤]×(ジゴキシン 他) ●エタクリン酸[利尿剤]×(炭酸リチウム 他) ●フロセミド[利尿剤]×(炭酸リチウム) [ 3] 内分泌系作用薬 ●ダナゾール[子宮内膜症治療剤]×(カルバマゼピン 他) [ 4] 代謝系作用薬 ●アロプリノール[痛風治療剤]× (クロルプロパミド 他) ●スルフィンピラゾン[痛風治療薬]×(ワルファリンK ) ●プロベネシド[痛風治療剤]×(クロルプロパミド 他) ●イプリフラボン[骨粗鬆症治療剤]×(テオフィリン 他) ●メナテトレノン[ビタミンK2製剤]×(ワルファリンK ) [ 5] 消化器系作用薬 ●ランソプラゾール[消化性潰瘍治療剤]×(テオフィリン) ●制酸剤[アルミニウム, マグネシウム含有]×(エノキサシン 他) ●メトクロプラミド[消化器機能異常治療剤]×(カルバマゼピン) ●シメチジン[消化性潰瘍治療剤] ×(ジルチアゼム 他) ●ウルソデスオキシコール酸[利胆剤]×(トルブタミド) [ 6] 病原生物用薬 ●マクロライド系抗生剤×(ジゴキシン 他) ●チアベンダゾール[駆虫剤]×(テオフィリン) ●フラジオマイシン[アミノグリコシド系抗生剤]×(ジゴキシン) ●フルコナゾール[抗真菌剤]×(シクロスポリン 他) ●シプロフロキサシン[ニューキノロン系抗菌剤]×(テオフィリン) ●ノルフロキサシン[ニューキノロン系抗菌剤]×(テオフィリン) ●エノキサシン[ニューキノロン系抗菌剤]×(テオフィリン) ●メトロニダゾール[抗トリコモナス剤]×(ワルファリンK 他) ●リファンピシン[抗結核剤]×(イトラコナゾール 他) ●イソニアジド[抗結核剤]×(カルバマゼピン 他) ●ソリブジン[抗ウイルス剤]×(フルオロウラシル 他) ●グリセオフルビン[抗真菌剤]×(経口避妊薬 他) ●イトラコナゾール[抗真菌剤]×(ジゴキシン 他) [ 7] 消炎鎮痛薬 ●ケトプロフェン[消炎剤]×(シプロフロキサシン 他) ●ピロキシカム[消炎剤]×(ワルファリンK 他) ●フェンブフェン[消炎剤]×(エノキサシン 他) ●サリチル酸剤[解熱・鎮痛剤]×(ワルファリンK 他) [ 8] 腫瘍細胞作用薬 ●テガフール[抗腫瘍性代謝拮抗剤]×(フェニトイン) [ 9] 免疫系作用薬 ●タクロリムス[免疫抑制剤]×(シクロスポリン) [10] 嗜好品 ●飲酒常習×(アセトアミノフェン 他) ●飲酒直後×(トルブタミド 他) ●たばこ×(テオフィリン) [11] 食 品 ●ミルク×(テトラサイクリン 他) ●グレープフルーツ×(ニフェジピン 他) ●春菊[緑黄色野菜]/クロレラ/納豆×(ワルファリンK)

内容説明

本書は既にある種の薬剤を使用していて、新たな薬剤や食品等を追加することになった場合を想定して、「相互作用を起こし易い薬物」を中心に、注意すべき薬物相互作用をまとめた。

目次

医薬品相互作用概説(最近の多剤併用化傾向;薬物相互作用について;薬物相互作用のとらえかた)
注意すべき飲み合わせ(中枢神経系作用薬;循環器系作用薬;内分泌系作用薬;代謝系作用薬 ほか)

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