新 育児にかかわる人のための小児栄養学

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787814630
  • NDC分類 493.98
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 子どもの食環境をふまえ、乳幼児の栄養摂取と栄養素の基礎知識を解説。新版では食事摂取基準に沿ってデータを更新。「食育」を実践する上でのポイントも加えた。    

《目次》
第1章 小児の健康な生活と食生活の意義
 A 小児の心身の健康と食生活
  1.小児期の区分
  2.新生児・乳児期の栄養
  3.幼児期の栄養
  4.学童期の栄養
 B 小児の成長・発達と食生活
 C 家庭・地域における食生活の実態と小児の食生活
  1.就寝時間と夜食
  2.間食
  3.気になる子どもの食行動
第2章 小児の成長・発達と食生活
 A 身体発育,精神・運動機能の発達,口・消化器官の発達
  1.身体発育
  2.精神・運動機能の発達
  3.消化器官の発達
 B 消化吸収機能・食べる機能の発達
  1.消化吸収機能の発達
  2.食べる機能の発達
第3章 栄養・食生活に関する基礎知識
 A エネルギーと栄養素の機能
  1.栄養と栄養素
  2.糖質
  3.脂質
  4.たんぱく質
  5.無機質
  6.ビタミン
  7.食物繊維
  8.水分
  9.エネルギー代謝
 B 食事摂取基準の意義とその活用
  1.食事摂取基準の沿革と意義
  2.食事摂取基準の用途
  3.食事摂取基準策定の基本的な考え方
  4.設定された指標
  5.食事摂取基準が策定された栄養素等
  6.年齢区分
  7.使用にあたっての留意点
  8.エネルギーおよび主な栄養素の食事摂取基準
 C 栄養状態の評価
  1.栄養状態の評価に用いられる項目
 ◆演習問題
第4章 妊娠・授乳期の栄養・食生活
 A 妊娠のメカニズムと栄養・食生活の重要性
 B 妊娠に伴う体重増加
  1.妊娠中の母体の変化
  2.妊娠期における望ましい体重増加量
 C 妊娠期における栄養・食生活の実際
  1.妊娠期における食事摂取基準
  2.各期における食生活
  3.妊娠中にみられる症状別栄養・食生活の対応
 D 母乳の分泌と母乳分泌促進の食生活
  1.母乳分泌のメカニズム
  2.授乳の実際
  3.母乳分泌促進の食生活
 ◆演習問題
第5章 乳児期の栄養・食生活
 A 乳児期の心身の特徴と食生活
  1.心身の成長・発達が急速に進展する
  2.食事の形態が独特である
  3.食生活が自立していない
  4.消化器官の発達,消化吸収機能が未熟である
  5.食べる機能が徐々に発達する
 B 乳汁栄養
  1.母乳栄養
  2.人工栄養
  3.混合栄養
 C 離乳期の栄養・食生活
  1.離乳の必要性
  2.離乳食の役割
  3.離乳に関する言葉の定義
  4.離乳の進め方
  5.離乳食
  6.ベビーフード
  7.離乳食の与え方
 D 乳児期の栄養・食生活上の問題
  1.ミルク嫌い
  2.嚥下困難
  3.離乳の進行:食事回数
  4.食欲不振
  5.ベビーフードへの依存
  6.離乳食と家族の食事の連携
  7.アトピー性皮膚炎と除去食
 ◆演習問題
 ■離乳各期の献立例
第6章 幼児期の栄養・食生活
 A 幼児期の心身の特徴と食生活
  1.成長・発達が非常に活発な時期
  2.基本的食習慣の確立への重要な時期
  3.大人に比べ栄養要求量が多い
  4.消化吸収の機能が未熟
  5.衛生面への配慮
  6.摂食行動の発達
  7.食事行動上の問題に対する配慮
 B 幼児期栄養・食生活の実際
  1.食事の目標(食品構成)
  2.献立と調理
  3.供食上の留意点
 C 間食
  1.間食の意義
  2.間食の扱い方
  3.間食と健康
 D 気になる食事行動
  1.散らかし食い・遊び食い
  2.ムラ食い
  3.食事に時間がかかる(のろ食べ)
  4.小食・食欲不振
  5.偏食
  6.咀嚼に関する問題
 ◆演習問題
 ■幼児食の献立例
第7章 学童期・思春期の栄養・食生活
 A 学童期・思春期の心身の特徴と食生活
  1.自立して集団生活に適応する時期
  2.精神・身体ともに子どもから大人へ移行する時期
  3.栄養・食生活の問題点
 B 食事摂取基準と食品構成
 C 栄養・食生活の実態
  1.栄養素等摂取状況・嗜好傾向
  2.欠食・孤食
  3.間食・夜食
  4.ダイエット
  5.ペットボトル症候群
  6.貧血
  7.不定愁訴
 D 学校給食
  1.学校給食の目標
  2.学校給食の実施状況
  3.学校給食の栄養基準と食品構成
  4.給食活動状況
 E 健康教育の一環としての栄養教育(食育)
 ◆演習問題
 ■学童期の献立例
第8章 小児期の疾病と栄養・食生活
 A 小児の疾病の特徴と食生活
  1.低出生体重児
  2.先天代謝異常
  3.内分泌・代謝
  4.アレルギー
 B 症状別の栄養・食生活
  1.下痢症
  2.便秘
  3.発熱
  4.腹痛
 ◆演習問題
第9章 障害をもつ小児の食生活
 A 障害児の特徴と食生活
  1.障害児の特徴
  2.障害児の栄養評価
  3.障害児の食生活への対応
 B 摂食障害のある子どもの栄養・食生活
  1.給与栄養量
  2.機能にあった食物の調理形態
  3.食具
  4.食事の与え方
 ◆演習問題
第10章 児童福祉施設の給食
 A 児童福祉施設の給食形態
 B 児童福祉施設の給食
  1.給食のあり方
  2.給食の運営
  3.栄養・給食管理
 C 保育所給食の実際
  1.保育の多様化
  2.保育所給食の利点
  3.保育所給食の栄養管理
  4.保育所給食の献立
  5.保育所での食事の与え方
  6.保育所における食育
 ◆演習問題
 ■保育所給食の献立例
第11章 食育の意義
 A 食育の意義と理念
 B 保育現場における展開
  1.小児期における体格の変化
  2.子どもの食生活の変化
  3.家庭における食生活の変化
  4.食に関する環境の変化
 C 食育の目標と対応
  1.食育の目標
  2.食育の目標達成のための対応
 D 食育の展開
 ◆演習問題

目次

第1章 小児の健康な生活と食生活の意義
第2章 小児の成長・発達と食生活
第3章 栄養・食生活に関する基礎知識
第4章 妊娠・授乳期の栄養・食生活
第5章 乳児期の栄養・食生活
第6章 幼児期の栄養・食生活
第7章 学童期・思春期の栄養・食生活
第8章 小児期の疾病と栄養・食生活
第9章 障害をもつ小児の食生活
第10章 児童福祉施設の給食
第11章 食育の意義

著者等紹介

山口規容子[ヤマグチキヨコ]
1961年東京大学医学部医学科卒業。1965年東京大学第二臨床系大学院卒業(医学博士)。1968年Cleveland Case Western Reserve Universityの関連病院に勤務。1972年東京女子医科大学小児科講師。1981年同大学助教授。1987年東京女子医科大学母子総合医療センター教授。1994年母子愛育会総合母子保健センター保健指導部長。1996年母子愛育会総合母子保健センター愛育病院院長。2002年母子愛育会総合母子保健センター愛育病院名誉院長

水野清子[ミズノキヨコ]
1961年日本女子大学家政学部食物学科卒業。1961年日本女子大学家政学部食物学科助手(児童栄養学研究室)。1965年日本女子大学大学院家政学研究科食物栄養学専攻修了。1965年日本総合愛育研究所研究員(母子栄養学)。1982年母子愛育会総合母子保健センター保健指導部栄養指導科長。1986年日本総合愛育研究所第4部部長。1990年同研究所母子保健研究部栄養担当部長(組織改正)。1997年日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部栄養担当部長(名称変更)。2002年日本子ども家庭総合研究所客員研究員(管理栄養士・医学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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