内容説明
海鳥とは、海洋、特に潮間帯や砕波帯よりも沖合での生活に適応した鳥たちである。周囲を海に囲まれた日本には多くの海鳥が見られ、世界でも日本近海でしか繁殖しないオガサワラミズナギドリやクロウミツバメなど希少な種が生息する。本書は、『海鳥識別ハンドブック』(2007年)に全面的な改訂を加え、海岸や航路での海鳥観察に特化した識別ガイドである。
目次
カイツブリ目
ネッタイチョウ目
アビ目
ミズナギドリ目
カツオドリ目
チドリ目
著者等紹介
箕輪義隆[ミノワヨシタカ]
1968年、新潟県生まれ。科学イラストレーターとして、鳥類を中心に生物を描く。出版物の図版制作を手掛けるほか、作品展を定期的に開催している。千葉県の水辺を中心に野鳥観察やカウント調査を続ける
小田谷嘉弥[オダヤヨシヤ]
1989年、埼玉県生まれ。我孫子市鳥の博物館学芸員。高校生のときに三浦半島の城ケ島で本格的に海鳥観察を始め、以来関東地方の沿岸域をフィールドに観察を続けている。利根川下流域を拠点に、湿地棲鳥類の分類や形態、生活史の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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