目次
何からはじめる？バードウォッチング・スタートガイド（バードウォッチングマストアイテム（１） 双眼鏡
バードウォッチングマストアイテム（２） 図鑑
ワンランクアップの鳥見アイテム 望遠鏡と三脚
安全にバードウォッチングを楽しむために
まずは家のまわりから―バードウォッチングの第一歩 ほか）
マイフィールドのすすめ（どうすれば鳥が見つかるの？；鳥を見るのに適した時間とは？；探鳥フィールド紹介）
著者等紹介
秋山幸也［アキヤマコウヤ］
１９６８年神奈川県生まれ。相模原市立博物館学芸員。小学４年生のとき入会した日本野鳥の会で故・浜口哲一氏と出会い、その背中を追ううちに博物館学芸員となる
神戸宇孝［ゴウドウタカ］
１９７３年石川県生まれ。野鳥画家。２０００～０３年に英国サンダーランド大学・自然環境画科で野鳥の描き方を本格的に学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
39
表題通り、バードウォッチングをこれから始める人のための入門書。懇切丁寧にバードウォッチングの面白さを説いてくれている。その鳥が何という種類かはとりあえず後回しにして、その鳥が何をしているかをまず見てみる、と冒頭にあったが、それがバードウォッチングの心得その一なんだろう。★★★★☆2016/04/09
ミツツ
30
本とかテレビとか近いものばかり見てるのでたまには可愛いい鳥ちゃんを探してみる事にする。まずは優しい眼差しで見つめてみよう。立派な双眼鏡は無くても大丈夫！ホントはちょっと欲しいけど。2019/07/29
かっぱ
29
初心者にはありがたい内容。まずは双眼鏡を手に入れないと(でも高いなぁ)。冬鳥たちがいなくなっても、これから、春、夏、秋とそれぞれの季節でいろんな鳥に出逢うことができそうです。神社などにいるドバトは伝書鳩が野生化したもので、もともと日本にいなかった外来種だとは知りませんでした。セグロセキレイ、ヤマガラは世界中で日本近辺にしか生息していない貴重な鳥ということも知りませんでした。アカゲラ、アオゲラ、キビタキ、ルリビタキ、オオルリ、エナガなど出逢ってみたい鳥がたくさんいます。鳥見は日常の中でも楽しめるのが魅力。2015/03/22
RED FOX
16
鳥とか特に興味なかったのですが、読んでからは、移動中は緑あるところを探したり、鳴き声に耳を澄ましたり。このままいくと目や耳がよくなるかも！？公園でハトや雀を見ているだけで立派な野鳥観察、とあり嬉しかった。2019/06/22
まつり
9
タイトルのままに鳥見を始めた・始めたい人向けの本ですが、写真も多く文章もわかりやすく、また撮影の初歩や探鳥のポイント、巻末の用語解説などの情報も良くまとまっているので自分の鳥見姿勢を振り返りたい時にもオススメ。マナーの説明が多めだったりライフリストの項目の内容に、昨今の『鳥が好きな自分が好き』系自称珍鳥ハンターを憂いている感が出ているのにも共感します。コレクターアイテムではなく、目の前を生きる命として見つめてほしい。最初の「双眼鏡を持って川へ」の文章が素晴らしいと思います。2014/12/17
