タネまく動物―体長150センチメートルのクマから1センチメートルのワラジムシまで

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タネまく動物―体長150センチメートルのクマから1センチメートルのワラジムシまで

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  • サイズ 46判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829972557
  • NDC分類 471.71
  • Cコード C0045

出版社内容情報

食べられ、貯められ、くっついて……。動物に託されたタネの行く末とは?

タネまく動物と植物はどのように進化してきたのか? 生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究をわかりやすく紹介。ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、海鳥の仲間、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物が登場。各分野の研究者が監修した図解イラストも掲載。
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動物×植物 ― タネを介したつながりは複雑緻密
種子散布にかかわる動物と植物の関係について近年次々と明らかになる新事実。
日本の自然を形作ってきた動物と植物の、意外でディープな関係を解き明かす!

~動物散布の意外な真実とは~
・リスは状況に応じて貯食場所を変える
・ひっつき虫は大陸をも渡る
・海鳥が運ぶタネとは?
・カタツムリもワラジムシもタネを運ぶ
・ネズミと糞虫の絶妙な働きが芽生えを支える
・アリとタネはWin-Winなカンケイ
・鳥の種子散布はやっぱりすごかった

◎生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究を、わかりやすく紹介する科学読物です。

◎日本のフィールドに着目し、そこに暮らす動物による種子散布研究で何がわかっていて、何がわかっていないのか、調査・研究の第一線で活躍する研究者が執筆。

◎動物がどのように植物のタネをまくのか、植物はどのように進化を遂げたのか、各分野の研究者が監修した図解イラストも掲載し、内容をイメージして理解しやすい構成となっています。

◎ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、海鳥の仲間、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物たちによる種子散布を紹介します。

◎海外の種子散布の事例や、有毒植物や「ひっつき虫」などの話題についてはコラムで解説。

内容説明

食べられ、貯められ、くっついて…。動物に託されたタネの行く末とは?タネまく動物と植物は、どのように進化してきたのか?生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究を紹介。ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物たちが登場。

目次

タネまく哺乳類(大きなクマが小さなタネを運ぶ(ツキノワグマ)
「個体差」がタネの運命を決める(ニホンザル)
トイレにタネをまく(タヌキ) ほか)
タネまく鳥類(魚を食べる海鳥もタネを運んでいる?(海鳥)
カケスを追いかける(カケス)
マツの分布拡大を支えるホシガラス(ホシガラス) ほか)
タネまく小さな生き物(小さなアリの大きな役割(アリの仲間)
タネまきの最後を締めくくる糞虫(糞虫の仲間)
ナメクジとカタツムリが運ぶタネ(ナメクジとカタツムリ) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
先日クマの研究者さんが「これからはクマの行動研究は種子散布に役立つって言える!」と書いていて笑ったのですが、なんというか役に立たないと研究費が出ないって切実ですよね~。なるほど、新天地を制するパワーってこういうことなんだなあ…と植物の戦略を頼もしく思いました。きのことかも知りたいなあ…。文も面白いですがイラストも素敵です。2024/10/06

ぽけっとももんが

10
先日種の立場の本を読んだ。今回は動物の立場からの種まき。鳥や動物はまぁ想定内。でも魚やなめくじ、昆虫まで種まきに貢献しているとは。そりゃ実を食べるなら驚くことでもないんだろうけれども。どんな生き物も互いに関わりを持っているのだなぁとしみじみ思う。2024/12/22

Mayuko Kamiwada

5
植物の種はどのように広がっているか。なんとなく蝶々や蜂などの虫たちにより広がっていると思っていたが、それだけではない。タネをまく動物にツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類の他、カラスやヒヨドリ、ナメクジ、ワラジムシなど20種類以上の多種多様な動物たちがこの本で紹介されている。紹介されている動物たちの生態から植物の育ち方までが分かり、面白く読めた。様々な生き物たちが自然に関わっているのだと知ることができた。2025/01/07

noko

4
前に小池先生の『ある日森の中でクマのウン〜』を読んで面白かったので、こちらも。種は色んな動物に運ばれて移動をしている。人間や虫や鳥やクマなど様々な動物が種子散布している。方法も、食べられて糞で排出される種、くっつきむしと呼ばれる身体について運ばれる種、餌を貯め込む動物の習性をうまく利用する種など。クマは種子散布としては優秀で、色んな植物の種を、遠くまで運んでいる。遠くまで運ばなくても、身近な蟻も、エライオソームを種が持っていることで、アリにその部分だけ食べられて、その他を巣の外に捨てさせることで発芽する。2024/12/23

Go Extreme

4
哺乳類: 大きなクマが小さなタネを運ぶーツキノワグマ) 個体差がタネの運命を決めるーニホンザル) トイレにタネをまくータヌキ 森のタネマキ名人ーリス 鳥類: 魚を食べる海鳥もタネを運んでいるー海鳥 カケスを追いかける マツの分布拡大を支えるホシガラスーホシガラス 日本中にタネをまくーヒヨドリ 小さなメジロがつなぐ大きな輪ーメジロ たくさんのタネをより遠くへーカラス 小さな生き物: 小さなアリの大きな役割 タネまきの最後を締めくくる糞虫 ナメクジとカタツムリが運ぶタネ 小さな昆虫が運ぶ小さなタネーカマドウマ2024/10/04

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