出版社内容情報
食べられ、貯められ、くっついて……。動物に託されたタネの行く末とは?
タネまく動物と植物はどのように進化してきたのか? 生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究をわかりやすく紹介。ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、海鳥の仲間、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物が登場。各分野の研究者が監修した図解イラストも掲載。
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動物×植物 ― タネを介したつながりは複雑緻密
種子散布にかかわる動物と植物の関係について近年次々と明らかになる新事実。
日本の自然を形作ってきた動物と植物の、意外でディープな関係を解き明かす!
~動物散布の意外な真実とは~
・リスは状況に応じて貯食場所を変える
・ひっつき虫は大陸をも渡る
・海鳥が運ぶタネとは?
・カタツムリもワラジムシもタネを運ぶ
・ネズミと糞虫の絶妙な働きが芽生えを支える
・アリとタネはWin-Winなカンケイ
・鳥の種子散布はやっぱりすごかった
◎生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究を、わかりやすく紹介する科学読物です。
◎日本のフィールドに着目し、そこに暮らす動物による種子散布研究で何がわかっていて、何がわかっていないのか、調査・研究の第一線で活躍する研究者が執筆。
◎動物がどのように植物のタネをまくのか、植物はどのように進化を遂げたのか、各分野の研究者が監修した図解イラストも掲載し、内容をイメージして理解しやすい構成となっています。
◎ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、海鳥の仲間、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物たちによる種子散布を紹介します。
◎海外の種子散布の事例や、有毒植物や「ひっつき虫」などの話題についてはコラムで解説。
内容説明
食べられ、貯められ、くっついて…。動物に託されたタネの行く末とは?タネまく動物と植物は、どのように進化してきたのか?生態系における動物と植物の相互作用の象徴的な現象である「種子散布」に関する最新の研究を紹介。ツキノワグマやサル、コウモリなど哺乳類のほか、カラスやヒヨドリ、ナメクジ、糞虫、ワラジムシなど、20種類以上の多種多様な動物たちが登場。
目次
タネまく哺乳類(大きなクマが小さなタネを運ぶ(ツキノワグマ)
「個体差」がタネの運命を決める(ニホンザル)
トイレにタネをまく(タヌキ) ほか)
タネまく鳥類(魚を食べる海鳥もタネを運んでいる?(海鳥)
カケスを追いかける(カケス)
マツの分布拡大を支えるホシガラス(ホシガラス) ほか)
タネまく小さな生き物(小さなアリの大きな役割(アリの仲間)
タネまきの最後を締めくくる糞虫(糞虫の仲間)
ナメクジとカタツムリが運ぶタネ(ナメクジとカタツムリ) ほか)
感想・レビュー
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