持続不可能性―環境保全のための複雑系理論入門

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  • サイズ B6判/ページ数 375p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784829900697
  • NDC分類 468
  • Cコード C3045

内容説明

生態系の維持・消滅について理論的に何が予測できるのかを明らかにし、そのうえで現実的かつ有効な環境保全の指針を明晰に説く。複雑系としての生態系の構造を理解するための最良の入門書。

目次

第1章 多様性と人間生活
第2章 我々を取り巻く環境
第3章 六つの基本的な問い
第4章 自然界のパターン
第5章 生態集合
第6章 生物多様性の進化
第7章 形態と機能について
第8章 エコシステムの発生と進化
第9章 我々の未来―複雑性と共有性

著者等紹介

レヴィン,サイモン[レヴィン,サイモン][Levin,Simon A.]
プリンストン大学の数理生物学の教授で、プリンストン大学環境研究所初代所長を務めた後、現在は生物複雑系センターの所長を務めている

重定南奈子[シゲサダナナコ]
岡山県倉敷市出身。奈良女子大学理学部教授。専門は数理生物学

高須夫悟[タカスフウゴ]
名古屋市出身。奈良女子大学理学部助教授。専門は数理生物学。数理的手法を用いた生物集団の構造および進化に関する研究を行っている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

笠井康平

0
わかりやすく喩えることに努めていた。2013/07/05

sakanaga

0
で結局、自己組織化臨界性ってなんなんすか先生2010/02/10

Keikoh

0
どのような生物であれ一種単独では存続不可能である。進化の過程において種間関係は当然強くなる方向へ変化するに違いない。草食者でも捕食者でも、自分が利用する食物を発見し、それを効率よく処理する能力を身に付けなければ生き延びられない。 進化してきたエコシステムは環境変化に対してある程度の復元性を示す。しかし、系の復元性は下位レベルの構成要素に進化が作用した結果実現した性質であり、エコシステムレベルで進化が作用した結果では決してない。エコシステムの復元性は保証されたものではなく、むしろ常に崩壊する可能性がある。2025/02/19

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