大江卓の研究―在野・辺境・底辺を目指した生涯

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大江卓の研究―在野・辺境・底辺を目指した生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829508664
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓の74年の生涯を描いた評伝的研究。



毀誉褒貶相半ばする人物像の虚像と実像を解明!





大江卓(1847-1921)とはどんな人物か

★開明の時代

生まれ故郷の高知県宿毛を出て、幕末の討幕運動に参加、維新後に明治政府に出仕し、開明的改革への建議に関わる(部落解放令、芸娼妓解放令)。

明治5年、神奈川県権令となり日本初の国際裁判「マリア・ルス号事件」の裁判長として清国人苦力の解放に尽力。近代女子教育も支援。

★在野・反抗の時代

明治10年政府転覆計画(立志社事件)に加わり投獄される。出獄後大同団結運動に加わり、明治23年衆議院議員当選。第一議会の予算委員長として活躍。

★大陸雄飛を目指した時代

実業界に転身し、東京株式取引所頭取を務め、朝鮮半島での鉄道事業に進出。清国、辺境の雲南省にも踏破し革命派を支援。

★底辺の民衆に献身した時代

大正期は、仏門に入り帝国公道会を創立して部落融和運動に挺身。全国を講演して回る。

内容説明

幕末の土佐に生まれ、開明的官僚、反権力志向の政治家、野心的実業家、社会運動家というさまざまな“顔”をもつ大江卓の74年の生涯を描いた評伝的研究。毀誉褒貶相半ばする人物の虚像と実像を解明!

目次

第1章 土佐の周縁から(勤王と倒幕;明治新政府へ ほか)
第2章 在野・反抗の時代(官界を去って;政府転覆の策謀 ほか)
第3章 大陸・辺境への雄飛(実業界への転身と鉄道事業;韓国内政への参画 ほか)
第4章 大正の新時代 底辺の民衆のために(憲政擁護運動と土佐同志会;「デモクラシー」との攻防 ほか)
終章 よみがえる大江卓

著者等紹介

大西比呂志[オオニシヒロシ]
1955年香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部、大学院政治学研究科をへて、フェリス女学院大学国際交流学部教授、学部長、評議員を歴任し名誉教授。専門は政治学政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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