内容説明
基地支援、警護・警備、通訳、兵站支援、通信など非戦闘活動を請け負う民間軍事警備会社(PMSC)はいまや米軍の部隊規模を上回るほど大きな存在になっている。イラク、アフガニスタンでの事例を徹底検証し、その影響力の大きさと米軍のあり方を分析した論考。
目次
第1部 変幻自在のPMSC(PMSCの捉え方とその限界;PMSCとそれを取り巻く安全保障環境;米軍の戦略的行動を反映した視座)
第2部 イラク及びアフガニスタンにおける事例検証(米国の外交政策に寄与するPMSCの役割と課題;米軍の即応性を向上させるPMSCとその限界;軍事作戦の正当性を向上させるPMSCとその問題点;PMSCを巡る米国のリスク軽減施策とその限界)
著者等紹介
佐野秀太郎[サノシュウタロウ]
1964年東京都生まれ。現在、防衛大学校防衛学教育学群教授。1989年に、防衛大学校国際関係論学科を卒業後、富士学校総合研究開発部、幹部候補生学校、研究本部など、陸上自衛隊の教育・研究機関を中心に勤務。米ハーバード大学ケネディ行政大学院(1995年)及び防衛大学校総合安全保障研究科(2007年)で修士号、同研究科(2013年)で博士号を取得。2002年に指揮幕僚課程を卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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