出版社内容情報
ついに新年を迎えることになった赤奏国。
だが、大事な宝石の区別がつかなくなったり、国宝の盗難事件が起きたりしてしまう!
どちらの原因も『占い』だったため、暁月は莉杏に占い師の調査を任せる。
政(まつりごと)にも関わる案件を初めて任された莉杏は張り切って調査を始めるが、調べを進めるうち、先々皇帝時代に恨みを持つ者が関与していたことがわかり!?
内容説明
ついに新年を迎えることになった赤奏国。だが、大事な宝石の区別がつかなくなったり、国宝の盗難事件が起きたりしてしまう!どちらの原因も『占い』だったため、暁月は莉杏に占い師の調査を任せる。政にも関わる案件を初めて任された莉杏は張り切って調査を始めるが、調べを進めるうち、先々皇帝時代に恨みを持つ者が関与していたことがわかり!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
49
新刊。赤奏国内で珍事件!新年行事に使う国宝が、占いの影響で行方不明&どっちがどっちか分からなくなってしまう。重臣達の力を借りて策を練ったり、暁月と共にこっそり国外へ飛び出したり、またあの人が助けてくれたり…と、切羽詰まってるんだろうけど莉杏の前向きさもあってかどこかのんびり読める感じ。莉杏の皇后としての成長と、暁月の心の変化が、このシリーズは何より楽しみで読みどころ。新年を越えた…ということは莉杏も順調に年月を重ねて女性として成長しているんでしょうね♡この先がますます楽しみ。2022/07/18
よっち
39
ついに新年を迎えることになった赤奏国。しかし大事な宝石の区別がつかなくなったり、国宝の盗難事件が起きたりする中で原因が占いにあることがわかり、暁月は莉杏に占い師の調査を任せる第七弾。政にも関わる案件を初めて任され、張り切って調査を始める莉杏。調べを進めるうちに判明してゆく先々皇帝時代に恨みを持つ者たちの存在。国が安定してきたからこそ起きた事件が続いて、それを一緒に事件解決に臨む二人がだいぶ夫婦らしくなってきたなあと感慨深くもなりましたけど、碧玲の女占い師っぷりや彼女を巡るあれこれもなかなか良かったですね。2022/08/28
すがはら
30
もう7巻ですか。莉杏の思考は13歳より幼い部分と大人な部分が混在していて意外性とギャップの宝庫です。これに暁月がはまってしまった訳ですね。莉杏がいつまでも夢中になれるような素敵な男性でいられるように頑張って欲しいものです。2022/08/07
はなりん
29
年末年始のお話。年始の式典準備中、占いが流行り、様々な問題が。莉杏は思慮深く、頑張る余りの暴走もせず、きちんと暁月に報連相するのが安心して読める。そんな莉杏にハマって行く暁月がいい。双羅国までの2人だけの旅や雪が降っての行動など、暁月も莉杏と一緒に居たい共有したい想いが伝わってくる。周りの側近達も2人と一緒に成長していってる様子も見れて良い。2023/08/20
mariann
24
暁月さん、滲み出てきましたねぇ🎵1年前なら全て1人で片付ける案件を莉亜杏と2人で。今回は大きな陰謀ではなかったけれど2人の絆はより深まり、「夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語」のコンセプト通りの作品でした。莉杏ちゃん、やっはりお顔も相当美形なのね。2023/08/09