内容説明
『君主論』『ディスコルスィ』と並ぶマキアヴェッリの三大政治著作の一つ『戦争の技法』(Arte della guerra)の新訳版。マキアヴェッリの生前に刊行された、政治的遺書ともいうべき唯一の著作。
目次
フィレンツェの市民にして秘書官ニッコロ・マキアヴェッリの『戦争の技法』の書
第1巻 市民兵制について
第2巻 武器・訓練・布陣
第3巻 実戦における理想的軍隊
第4巻 司令官への提言
第5巻 敵地の行軍、補給並びに戦利品
第6巻 範例的軍団の宿営、戦略及び心理戦、冬期野営
第7巻 城市の攻撃及び防衛、軍事的箴言、理想の司令官、イタリアにかける希望
著者等紹介
石黒盛久[イシグロモリヒサ]
金沢大学人間社会学域教授。1963年生まれ。筑波大学卒業。フィレンツェ大学文哲学部留学(イタリア政府給費留学生)、筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科課程修了退学。文学博士(金沢大学)。国立沼津工業高等専門学校助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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