内容説明
日本の世論調査で日米関係を「良好」とする人が過去最低となり、米国でも日本より中国への関心が高い状況のなか、改めて日米同盟の歴史をたどり、これからどうしていかなければならないかを示す。
目次
日米同盟の歴史
米国にとっての日米同盟の意義
インテリジェンス・コミュニティー
国防総省
シンク・タンクとその役割
国家安全保障戦略等
QDR(4年毎の国防計画の見直し)等
東アジア戦略
中国観(『中国の軍事力』を中心に)
トランスフォーメーションとネットワーク・セントリック・ウォーフェアー
統合軍
日米防衛協力のための指針と在日米軍
弾道ミサイル防衛
アーミテージ/ナイ・レポート
21世紀の日米同盟
著者等紹介
太田文雄[オオタフミオ]
昭和23年東京生まれ。昭和45年防衛大学校卒(14期)。昭和55年~57年米海軍兵学校交換教官。平成4年スタンフォード大学国際安全保障・軍備管理研究所客員研究員。平成5年~6年米国防大学学生。平成8年から約3年間、在米日本大使館国防武官。平成13年から17年まで防衛庁情報本部長。平成15年ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院にて国際関係論博士号取得。平成17年退官(元海将)。現在防衛大学校安全保障・危機管理教育センター長兼政策研究大学院大学安全保障・国際問題博士課程教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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