出版社内容情報
日本人のほとんどが本質的に理解していない米国海兵隊の「根本哲学・理念・行動の基本原則」を示したWARFIGHTINGが初めて日本語に。ビジネス界でもその戦略思考が注目されている。
内容説明
欧米では、軍事分野はもちろん、ビジネス界でも機略戦(Maneuver Warfare)とOODAループ意思決定論の考え方が取り入れられている。米国海兵隊のドクトリンには組織論・意思決定法・戦略思考等のヒントが含まれている。スピード・ファクターを重視する機略戦の概念は日本企業との競争に打ち勝つためのタイム・ベース競争戦略として、米国企業などに受け入れられ、多くのビジネスリーダーがWARFIGHTINGを読んでいる。米国海兵隊の基本的知識をコンパクトにまとめた「米国海兵隊入門」を収録。
目次
第1部 WARFIGHTING―米国海兵隊ドクトリン全書総論(MCDP‐1)(戦争の本質;戦争の理論;戦争に対しての準備;戦争の遂行)
第2部 米国海兵隊入門(米国海兵隊とは?;MARINES;MAGTF;Maneuver Warfare ほか)
付録 海兵隊の装備
著者等紹介
北村淳[キタムラジュン]
政治社会学者。東京生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、平成元年に渡米。情報システム管理修士ならびに社会学修士取得後、ハワイ大学(ホノルル)ならびにブリティッシュ・コロンビア大学(バンクーバー)で助手・講師等を務める。満州事変勃発過程を通しての戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学でPh.D.(政治社会学博士)取得。専攻は、戦略地政学、戦争&平和社会学、国家論。現在、Centre for Navalist Studies(ビクトリア)海洋安全保障研究室長、Cubic Defense Applications(ホノルル)米国海軍アドバイザー、ならびに拓殖大学客員教授
北村愛子[キタムラアイコ]
CNS日本法人代表取締役。東京生まれ。教育学修士。Centre for Navalist Studies戦略コミュニケーション室長ならびにCubic Defense Applications米軍アドバイザーとして、米国国務省国防脅威削減庁、米軍ヨーロッパ集団司令部、米軍中央集団海兵隊司令部、米海兵隊第1海兵遠征軍司令部等の調査・翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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