内容説明
語用論は言語の意味を説明するという。意味論とはどういう関係にあるのか?語用論とは言語理論の一部をなすものか?それともそれとは別の目標を持つのか?言語理論の一方の雄・生成文法は、言語は人間に生物中で唯一性を与えており、人間の外には存在しないとする。他方の雄・認知言語学は、言語は人間の外にある認知的諸過程に本質的に依存すると主張する。本書は3理論理解への最上の道である。
目次
第1部 語用論入門(語用論とは?)
第2部 入門編(言語行為理論(1)―3つの言語行為
言語行為理論(2)―間接言語行為・適切性条件
グライスの語用論(1)―協調の原理と会話の格率 ほか)
第3部 発展編(関連性理論と生成文法;言語科学とは;生成文法に対峙(?)する認知言語学)
著者等紹介
今井邦彦[イマイクニヒコ]
1934年生まれ。東京都立大学名誉教授、文学博士。専門分野は音声学、統語論、語用論
岡田聡宏[オカダトシヒロ]
1968年生まれ。学習院大学外国語教育研究センター教授。専門分野は語用論、関連性理論
井門亮[イドリョウ]
1970年生まれ。群馬大学情報学部教授。専門分野は語用論、関連性理論
松崎由貴[マツザキユキ]
1975年生まれ。明治大学政治経済学部兼任講師。専門分野は語用論、関連性理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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