内容説明
現今の“体育ブーム”には、目を見張らざるを得ない。だが、このように一般化し、ブーム化した現象を手離しで喜ぶこともできない。各人が体育の基礎たる知識を理解せず、従って十分な成果を得ているとはいいがたいからである。本書は、そうした昨今の実情を考慮し、編まれたものである。大学の体育課程の基礎が広範囲に、しかも平易に理解できるようにと心をくだいたつもりである。
目次
1 運動=スポーツの必要性と意義
2 体力の定義と体力測定
3 身体の仕組みと運動生理
4 足の役割とはだしの効果
5 いろいろなトレーニング法
6 健康と運動障害
7 生涯スポーツとレクリエーション
8 21世紀を目ざす体育=スポーツ