内容説明
宇宙進出に失敗した人類は、人口爆発による資源・食糧の不足から資源戦争を勃発させた。そんな中、研究者チーム“アルケミスト”が亜空間増設システム“オーロラ・フィールド”を開発する。それから数百年の時が流れ、世界はオーロラの壁で断絶され、壁の向こう側がどういう状況にあるのか誰も知らない。“向こう側”の調査、絶界探査計画メンバーとして駆り出されたアイレインは、メンバーの中で唯一の帰還者となった。しかし、彼の身体はすでに「冒されて」いた。アルケミストの狂気が世界を歪ませる―。生きるために、アイレインが立ち向かう。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
3
購入。今更ながらにして読了。これを読んで世界観を考察するのは楽しいですな。「オールオブレギオス2」を読んでやんわりと知ってはいましたが、実物はやっぱり面白いですね。オーロラ粒子は汚染物質なのか?それとも剄なのか?異民は何なのか。完全な異形化してしまうと汚染獣のようだし、アイレインのようなら、武芸者のような雰囲気がある。となると、前述したオーロラ粒子は・・・。読み進めないと分からないのでしょうか・・・。ここにきて、グレンダンの女王アルシェイラの「武芸者は人間ではない」の言葉に重みが増した。2010/03/01
余計な毒吐き
1
本編よりこっちのほうが好きだったり。
yumiha
1
中学生が三人もオススメ本としていたので、読んでみた。でも、バイオレンスファンタジーという謳い文句通り、殺戮場面が続くので、しんどかった。2011/04/08
tatsu
1
レギオス12巻を読んでからなので、なんとなく繋がりはわかった。ただここからどうレギオスの世界に持って行くのか気になる。2009/03/26
matsu0310
0
☆☆2010/07/25