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内容説明
俺、超敏腕弁護士の山鹿善行は不幸ストームから、いまだ脱出できずにいた。よかれと思ってやった小細工を、警察に証拠捏造だと責められたり…思えば、何から何までダメだった。明けて新年。俺は巻き返しをはかるべく勝負をかけることにした。雪奈の二十歳のバースデイ。記念すべきこのイベントで、きっちりツキを取り戻す!とか思っていたのだが…。すぐさま俺は、不幸のどん底には底がないと思い知らされたのだった!正月早々にやってきた依頼人に頼まれ、市議会議員の汚職事件告発の手伝いをすることになった俺を待っていたのは、なぜか殺人罪での逮捕!?まぁ、死体のそばで血塗れの包丁を握り締めて突っ立ってれば、警察を呼ばれても不思議はないんだが…。かくして。雪奈のバースデイ返上で事件に巻き込まれた俺は、俺自身の逆転無罪を勝ち取るために前代未聞の裁判に挑む。
著者等紹介
師走トオル[シワストオル]
埼玉県在住。『タクティカル・ジャッジメント』で第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選に。同作にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほにょこ
1
★★★☆☆ 悪行の限りを尽くしていた主人公についに裁きのときがきた!という割にいまいち緊迫感はありませんでしたが、 最後は主人公らしい逆転劇で締めてくれました。山鹿善行の話はこれで完結みたいですね。次はSSを再読したいと思います。2020/07/31
suzume544
0
再読。どうしても、読みたくなってしまい、本棚をあさった。はったり弁護士おもしろい。2016/08/27
タタリ
0
うーん、解決が、解決が微妙。あらかじめ分かってた解をただ提示されただけ感が…ネタ切れだったのかなぁ。2013/07/23
K-Wing
0
ん?続きはどこへいった? 山鹿は弁護士よりエンターテイナーのほうが天職な気がするな。2013/06/11
なごむ
0
ストーリーや裁判の流れに突っ込みどころが多い。切り札を最初から使ってれば、事件即解決してたんじゃ…。一応最終巻らしいけど、盛り上がりが無いし、カタルシスも少ないし、全体的に物足りなかった。東ヶ崎達が小物っぽくなってしまったのも残念。シチュエーションは美味しかったんだけどなぁ。2011/08/22
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