内容説明
平成一〇年に改訂された「幼稚園教育要領」においても「保育者の役割」が強調されています。保育とは、基本的には子どもとのかかわりであり、よりよいかかわりを築いていくために、その質や方法を考えていくのが保育者としての自己研鑽の課題とも言えるでしょう。本書では、保育の保育の世界を演劇の世界になぞられ、保育という舞台のさまざまな場面における保育者の「出番」について、具体的な実践例をあげながら考えました。
目次
第1部 幕が上がるまでに(台本読み;舞台装置をつくる;背景の役割 ほか)
第2部 舞台の上で(主役として;相手役として;脇役として ほか)
第3部 幕が下りたあとで(記録する;仲間と話し合う;会議をもつ ほか)
著者等紹介
吉村真理子[ヨシムラマリコ]
愛媛県松山市生まれ。東京都公立保育園に20年余り保母、主任、園長として勤務、その後、東京都立保育専門学校講師を経て、松山東雲短期大学にて1994年まで保育学生の指導にあたる。退職後はフリーで、現場保育者の研修や研究活動などを行っている
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