富士見ミステリー文庫
ハーフダラーを探して〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784829163191
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

不意に後ろから抱かれていた。魔夜美は耳に息づかいを感じる。多希の顔がすぐ横にある。―あわわわわ…。どうしよう…。「魔夜美さん…」多希がせつなそうな声をあげた。身体に回された手にさらに力がこもる。―あたしは煉四郎のことが好きなんだ。伝説の詐欺師の弟子で“詐術師”の風堂煉四郎と伝説の詐欺師の娘、霊元魔夜美はささいな誤解がきっかけで決別していた。互いに自分の心に嘘をつきながら…。いま魔夜美は改めて自分の気持ちに気づいた。そのころ新都心では煉四郎を狙う凄腕の刑事―もしかしたら彼らの救いとなる男―が動き始めた。一度狂った歯車は元のように回り始めるのだろうか…。嘘つきが格好良く嘘をつくコンフィデンシャル・ストーリー最終巻。

著者等紹介

水城正太郎[ミズキショウタロウ]
「ホビー・データ」を経て、現在ゲーム製作集団「Aチーム」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いんちょ

0
2006-01092015/05/17

schizophonic

0
巻を重ねるごとに騙しの手口が巧妙化してきて、面白くなってくるけど、主人公が体に抱えた爆弾が引き起こす凄惨なクライマックス、容赦ねぇ。大団円のはずもどこか悲痛。ああ、昏いよ。2013/04/24

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