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内容説明
「騒げば命がないと思え」首もとに突きつけられた短剣。鳴は言葉を失った。向けられた切っ先よりも冷ややかな、颯音の瞳に愕然としながら―。異能の力を受け入れてくれる戸谷ノ庄で、しばしの安息の日々を送る鳴と颯音。だが、異能集団「狐」を裏切った颯音に対し、組織から刺客が放たれる。二人で生きると誓った言葉を真実にするため戦いに赴く颯音を、鳴は送り出す。信じているから。共に生きると約束したから。しかし、戦いを終えた颯音は、鳴に関する記憶を、失っていた。時は五百年の昔、戦乱の世。なくしてしまった大切な想いを取り戻すための戦いが、始まった。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
1月6日生まれ。長野県在住。歴史博物館の資料調査研究員として、様々な遺跡の発掘に携わるほか、パズル作家としても活躍。第二回富士見ヤングミステリー大賞準入選の『業多姫』シリーズが小説デビューとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
4
図書館
縁栞
1
★3 ≪ なくしてしまった大切な想いを取り戻すための戦いが、始まった ≫ ちびっこが…ちびっこが…。 記憶喪失になってどっかで生きていることを祈る。 ししょーはどうでもいいやw 今回の密室トリックは実にシンプル。2017/07/01
梅みかん
1
例え記憶を無くしても、もう一度惹かれ合う二人。颯音の中にまさかのもう一人の人格。2014/06/20
Artemis
1
3巻。 相手を想って行動するって大切だけど、よかれと思ってやっても押し付けてしまっては結局独りよがりになってしまうんだよね。バランスが大事☆2013/06/05
こんこん
0
今回は暗号、ということで、まだミステリ風味。謎解きに固執する必要もまた、ないとは思うけれど……2010/06/02