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内容説明
「逆しまの塔へご招待。楽しいイベントを用意してお待ちしています。NN」。一通の招待状に導かれるように、謎の名探偵“カタリ屋”一行は、そこへと辿り着く。それは地下深くから地上へ聳え立つ塔。内部は床と天井が反転し、外界からも遮断された閉鎖空間。渦巻く人間模様を嘲笑うように開催される殺人…。だが、そこに名無しの『彼女』の意図を感じるカタリ屋は静観する。そんな姿に業を煮やした探偵気取りのチビ娘メイと加奈子が犯人探しを始めるが―。謎が答えに、答えは謎に!?世界の中心を巡る者たちの、逆さまなオトギ話第二弾。
著者等紹介
上田志岐[ウエダシキ]
1979年2月9日長野県生まれ。『ぐるぐる渦巻きの名探偵』シリーズが第2回富士見ヤングミステリー大賞竹河聖賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミホ
12
ぐるぐる渦巻きの名探偵第二弾。今回の舞台は“逆しまの塔“で、彼は彼でぐるぐるの中にいるし、舞台も舞台で上下逆さの設定ありでなんだか目紛しい(笑)そしてやはり彼女は、いやこれは予定調和と言いますか、まさに予想通りになりそうだが、なにが起こるのでしょう。しかし加奈子ちゃん…それはどこかできっと凶器として扱われそうな代物だから人にぶつけるのはちょっと落ち着こう。主人公前作より激しめに大暴れである。次回最終巻のようですが、内容忘れないうちに手元にくるのか、出会えるのか、なにぶんちょっと古い本!2019/12/29
schizophonic
1
すべてが逆しまの塔で起こる殺人。おかしな舞台設定もそれなりに活かされ、このシリーズにしては、しっかりと謎解きしているかと。2012/08/18
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