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内容説明
珈琲―時に人を幸福にし、時に人を惑わす、ほろ苦く芳しい傾国の美女…。明治三十二年。ようやく日本にも珈琲文化が根付き始め、東京・神田のカフェ“白銀館”もハイカラ好みの人々でにぎわいをみせていた。だが、ある日“白銀館”では珍客を迎えていた。人ならぬその客の名は“殺人事件”―。“白銀館”の看板娘である元気少女・ユキは、事件の容疑者にされた同僚・ケイの無実を証明するため、真犯人を見つけだす決意をする!漆黒の液体はいかなる謎を映し出すのか?浪漫の薫り漂う、青春ミステリー。
著者等紹介
年見悟[トシミサトル]
『アンジュ・ガルディアン』が第十二回ファンタジア長編小説大賞佳作となりデビュー
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