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内容説明
インターネットが普及し、ぼくたちの生活に欠かせないものとなっている現在。ネットの「終点」ってどこにあるの?宇宙みたいに異次元空間にむかって増殖しているのか、それとも誰も想像のつかない世界に繋がっているんだろうか―。女子高生・栄子はチャット内ではアイドル的存在だったがある日を境に、ネット内に自分の情報が「氾濫」していることに気づく。いったい情報の発信源はどこ?手をさしのべてくれたのは無機質な「ネット世界」の住人だったが…。ネットでしか話すことができないヒロへ、つのる恋心の行方は―。渾身のSFサスペンス。
著者等紹介
マツノダイスケ[マツノダイスケ]
本名・松野大介。川崎生まれの横浜育ち。10代の頃に『ビートたけしのオールナイトニッポン』の影響をモロに受け、タレントをめざす。念願かなって85年にタレントデビュー。が、不遇の時代もやってくる。その後、小説を書き始め、ついに96年小説家デビュー。代表作にベストセラー『芸人失格』(幻冬社)。その他の著書に『アイドル、冴木洋子の生涯』『35歳』『バスルーム』『サヤカ』ほか
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