内容説明
戦前に外務省亜細亜局長、外務次官、駐米大使、貴族院議員を歴任し、戦後は参議院議員を務めた、出淵勝次の日記を完全翻刻。幣原喜重郎外相に外務省亜細亜局長・外務次官として仕え、日本外交の陣頭指揮をとった時期の政策決定過程や、満洲事変勃発時に駐米大使として、スティムソン国務長官ら当時のアメリカ政府首脳と交わした息詰まる折衝の模様など、外務省記録等の公文書だけでは捉え切れない日本外交の裏面を詳細に記録した第一級の史料。
目次
明治卅二年夏北越旅行記
明治卅四年七月魯国行紀
大正十二年(一九二三)
大正十三年(一九二四)
大正十四年(一九二五)
大正十五年/昭和元年(一九二六)
昭和六年(一九三一)
昭和七年(一九三二)
昭和八年(一九三三)
昭和十年(一九三五)〔ほか〕
著者等紹介
高橋勝浩[タカハシカツヒロ]
昭和39(1964)年千葉県生まれ。現在、同部編修課首席研究官。専攻、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。