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内容説明
哲学・宗教に関する多くの啓蒙書で知られる著者が、自らの経験をもとに、真の教養を身につけるには独学しかないと語る。
「入門書ではなく原典を読め」「哲学書は最初から最後まで読む必要はない」
「西洋を知るには聖書を読むしかない」といった明快な方法論は、知識欲に富む読者に役立つに違いない。
第1章 勉学は独学に限る
第2章 難解な本を読むコツ
第3章 教養を身につける
第4章 外国語の独学法
第5章 考える技術・調べる技術
目次
第1章 勉学は独学にかぎる(独学は学習ではない 「いつから」で始める 疑問から知識が始まる 情報と知識は違う 独学はいつでもどこでもできる 独学の人カント)
第2章 難解な本を読むコツ(ランダムに読む 立体的に理解する 「眺め読み」で書物に勝つ 難しそうな本と遊ぶ 傍線を引きながら読む 多くの本を読む 読書で世界が変わる)
第3章 教養を身につける(教養とは何か 『聖書』という教養 宗教書を必ずかじっておく)
第4章 外国語の独学法(まずは日本語を正しく使う 言葉のセンスを養う 学習のコツ 読むことが第一 その外国語の論理パターンを理解する)
第5章 考える技術・調べる技術(あらゆる論はすべて仮説にすぎない 考え方を観察する あるテーマについて調査する フリーノートを持つ 図書館を活用する)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
32
再読。図書館愛用者ゆえに本に傍線はひけないのだ…。2013/09/16
SOHSA
27
《kindleunlimited》本書で述べられていることに特段の新しさはない。むしろ改めて勉学の方法に手軽なショートカットはないことを確認した。本の読み方、ノートの活用法、図書館の利用法等々。人生という時間には人それぞれ限りがある。限りある時間の中で真の勉強を独学で続けていきたい。2022/10/16
村越操
21
哲学者、宗教学者による勉学術。勉強本が氾濫する昨今、本質的な勉強法が書かれていました。聖書読みます!「実際に障碍となるのは、時間の少なさではなく、感情の乱れや不健康である」「今まで手にしたことがない、少し難しそうな本を読んだほうがいい」「知らないならば、知るようにすればいい。つまり、辞書、事典、地図を面倒がらずに開くようにすればいいだけだ」「宗教のことなどそれほど深く知らなくてもいい、と思われている。(中略)せめて浅く知っておかなければならない。というのも、あらゆる文化のベースにあるのは宗教だからである」2013/10/27
カッパ
19
見かけて手にとって一気に読んだ。 勉学とは1人でこつこつとやるものだと思うので同意できる部分は多い。 まずは多読、そして調べ物、そしてそれらを活用していく必要ありそうだ。聖書は読もうと思ったことなかったので目からウロコである。2016/10/13
星空の挑戦者
11
本書の内容は勉学術ではなく読書術ではないか。ニーチェ、ハイデガーについて意外に評価低いのは面白い。敷居の高い難解な本を読書する方法が笑えた。2010/12/03
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