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内容説明
「あれはつい昨日の出来事のようで、今でもはっきり覚えている。なかなかセンチメンタルな話だ」。新宿のとある事務所で取材に応じた、フォースと名乗る謎の男―。男が語った、神に疎まれた男ギル、クレーターから現れたセム、そして二人を見守る少女ルルが織りなす悲しみの秘話。それはギルガメッシュ叙事詩へと続く物語の序章だった…。旧約聖書に新解釈を加えて話題を呼んだ『エルシャダイ』の竹安佐和記が贈る、新たな神話構想が降臨。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぺくたさん
2
困難が訪れたら、不思議なお友達が、未来の道具で助けてくれます。そうですね、ドラえもんです。2011/06/08
アタケ
1
知り合いのT氏が血まみれで倒れているのに、初対面の男の語る神話物語をライターが録音取材するという冒頭。語られるのは神話的な物語で児童文学風味。槍の使い手である嫉妬心の強いギルに焦点をあてて物語は進んでいくが、謎のセムは謎のままで、ギルと幼馴染のルルのその後は語られずじまい。物語的にどうよと思わなくもない。元ネタの内容を知っていれば楽しめたかもしれないが、この小説単体だと相当読む人を選ぶのではないかと危惧してしまう。セムがチート的に未来の発明品を作り出し、ギルが困難に打ち克つところは惹かれるものがあった。2012/12/23
無謀庵
1
エルシャダイ外伝エクソダス→GIDEON→エルシャダイ本編→AMON、とひと通り読んで、大風呂敷の、一部だろうけれどともかくひとまとまりになってるところまでは追いついたかな。エルシャダイブームからは離れたタイミングで入ったので、かえって今後もゆっくり付き合っていけそう。2012/11/24
駄菓子屋
1
エルシャダイの補完が出来るかなと手に取る。しかし、ある日何々をした、どうしたこうした。というパターンで全編終わる。ゲームで遊んでいたら、ニヤリとする事もあるが、読み終わったあと何も残らなかった。挿絵は結構多い。2011/06/24
レン
0
竹安佐和記さんの「神話構想」。 ゲームや小説など、様々なメディアで展開されているそれは、とても壮大なお話です。 まずは文庫本の「ギデオン」から読むのがお手軽でいいかな~って思います。