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内容説明
〈竜槍戦争〉前、“上位魔法の塔”で大審問の試練を終えたばかりのレイストリンと兄キャラモンは、ウェイレスの森近くの〈きまぐれ亭〉へ投宿する。そこへ、一人旅の美しい女性が同席した。なにやらいわくがありそうな女性を見て、突如〈きまぐれ亭〉を飛びだすレイストリン。病弱な彼を気遣いあとを追うキャラモンだが…。レイストリンが恐れをなした女性とは一体何者なのか?魔法使いレイストリンの若い頃の衝撃的な出来事を物語る表題作「レイストリンの娘」、画家の妻とドラゴンの心暖まる交流を抒情豊かに綴った「画家の面影」など愛と戦争をテーマにした5篇を収録。待望の“ドラゴンランス”外伝第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサトク
5
「英雄伝」は昔積んでそのままになってたんだけど、いやー読めてよかった(言うたら30年ぐらい積んでた)。この巻の白眉は「レイストリンの娘」だなあ。衝撃的。さすがマーガレット・ワイス!てなったわ。この設定で続き読みたいわね…(セカンドジェネレーションを読め)2021/11/07
そら
4
ランスの短編集。 この巻の一番は表題作の『レイストリンの娘』より、〈平原人〉リヴァーウィンドと〈族長の娘〉ゴールドムーン のなれそめを語った『ゴールドムーンの心』かな。英訳されなかったリヴァーウィンドの探索の旅読みたかったな~2014/05/01
yabazo
1
ドラゴンランス短編集の第3作。「ゴールドムーンの心」が最も長く面白かった。他はあまり面白くない。特に表題作でもある「レイストリンの娘」や「戦争へのあこがれとその結末」はともに意味がよく分からなかった…。まあよい。2025/03/24
schazzie
1
短編集3巻目だが、これまでで一番面白い。やはりマーガレット・ワイスとトレーシー・ヒックマンの作品が大きい。英雄伝は全6巻だが、彼ら以外の作品を読むのはもういいやという感じ。最後の1篇は面倒くさい話で、それまで面白かったのが台無し。冒険ファンタジーなんだから、わくわくするような面白さを追求して欲しい。2015/06/16
ホームズ
1
『レイストリンの娘』はある意味衝撃の内容でし面白かったけど、好みとしては『ある騎士の物語』『画家の面影』のほうがいいですかね~(笑)ドラゴンランスの仲間たちの過去の物語も好きですがクリンの世界で起きる事件の話がいいです(笑)2009/08/20