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内容説明
スーパーコンピューター『フロンティア』が「世界の危機に関わる」と予言した高校生・飯田五十六の周りには、アメリカCIAのキャスリン・涼音、ロシアSVRのターニャ、中国国家安全部の李一青といった各国の諜報員たちが張りついている。そんな中、一人の少女が新たに船橋へとやって来る。彼女の名はレイチェル・マコーマック。イギリス情報局・秘密情報部SISのスーパーエースで、『00ナンバー』で呼ばれていたある伝説のスパイの孫娘だ。他国に出遅れたレイチェルだが、彼女は自分が五十六と結ばれるという確信を持っていて―。体育祭の裏側で“特殊能力者”をめぐる戦いが始まる。
著者等紹介
深見真[フカミマコト]
1977年熊本市生まれ。第1回富士見ヤングミステリー小説大賞“大賞”受賞。小説のほか、コミック原作、ゲームシナリオなども手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sleipnirie
2
同居人からの猛烈的なアプローチをかわしつつ日常を送る主人公。今回は中国の子とデートしたり、イギリスから来たスパイの子が新たに加わったり。前巻より面白くなってる(太文字の強調も控えめ)。 あと気づいたけどサブタイトルって小説や映画の題名なんやね。 異邦人は再読してみようかと(興味深い部分を引用していたので)2014/10/10
jima_1965
2
深見真は、人が誰も死なないシチュエーションが難しいのか、今ひとつ主人公が動き切れていない感じがする。血もではじめているので、もう少し物語の進行を待ちたい。あとがきによれば、GEENZが再開するとのことだったので、こっちはしばらくお休みになるかな。2012/10/20
Noziroh
1
珍妙なバランスでもって中々訴える部分のある面白い作品。バランスとはドタバタと彼女らヒロインが増えラブコメ的なのにミリタリーがあり、文系的アプローチもある。しかし違和感がない。淡々としてるのに妙に刺さるフレーズと引用。キャッチーでテンプレだが楽しめた。魅力はヒロインと優しさでもっとこの世界を見ていたいと思えた。2013/08/11
1_k
1
やっぱ、致命的に文体と内容・イラストがあってねえw 古典SF、わたくしも嫌いではないのですが、ラブ米で引き合いに出したら読者引いちゃいますってば。個人的には、深見先生には文体と内容のマッチした「いるか人間」の方に注力してほしいと思うのですが……。あっちの方はすげえおもしろいのに。2012/11/06
ふもーふ
1
主人公すっげえデキる男だな…デートプランとかなにそれぇ… 涼音ちゃんの記憶が戻って本当によかった、これで五十六も好意に気付いただろうし面白くなりそうだ 前巻の時も思ったけど泣いてる涼音ちゃん見るとゾクゾクするんだよね…!2012/10/28