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内容説明
「教室で女の子に抱きしめられた」―俺、園城颯太は、我が身に起こった桃色イベントに困惑する。その様子を見た自称・俺の飼主である琴音は怒りにわなないている。「俺には君と会った記憶はないんだがなあ」「それはそうさ。私たちは初対面だからね」あっけらかんと言った美少女・椎那は、さらに自らを俺の許嫁と名乗った。このままでは琴音に『いてまわれる』と判断した俺は、教室を飛び出したのだが、琴音、椎那、それにお嬢様の咲まで俺の自宅に乗り込んできて―。桃色番犬の妹に、理科室のヘンタイも良からぬことを企んで、今度は街中にトルネードを巻き起こす。
著者等紹介
マナベスグル［マナベスグル］
１９８８年、大阪市生まれ。第２回ネクストファンタジア大賞銀賞を受賞し本作でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イノ
1
一巻に続き群像劇の形であり、今回は新登場のキャラによって引き起こされた事件により物語が進む。物語の収束の爽快感が相変わらず足りないがつまらないと酷評するほどではなく評価が難しい。2012/01/13
takave
1
群像劇再び。何故か理科雄が格好良く見えて困る。飼主様は椎那がいいかなぁ。2012/01/03
カッコー
0
前巻と同じく終盤一気にまとまっていく展開が面白かった。新キャラ許嫁登場でますます複雑な関係になっていった。飼主様レースも白熱していきそうだが、個人的には琴音を応援したい。すぐにナイフを投げるのはマイナスだが「～やよ」にやられた。2012/06/03
るーしぇ
0
1巻はイマイチだったけど2巻はラブ大増量で楽しかった。2012/04/30
kenji teraoka
0
前巻読んだから、多少登場人物が増えても割と平気だぜ！ ただ人数が増えると、どうしてもその分キャラクターの活躍が薄くなってしまうというか……多分今回一番割を食ったのが咲だと思います。ヒロインの立ち位置的に、許嫁だの幼馴染みだのと比較するとどうしても一番弱いからなぁ。けったいな事件が起こってますが、ああこの連中なら大丈夫かと変な意味で安心感があります。理科雄（とあるキャラにとってのダークヒーロー的な立ち位置で）アゲ、緋香里成長……かな。メインは前巻からの継続（当たり前だ）なので、その分読みやすかったです。2012/02/13
