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内容説明
シオン・アスタールは鏡を見つめる。そこに映るのはクズの顔だ。誰も救うことが出来ない、負け犬の顔。しかし彼は力を手に入れる。世界を変えることが出来るだけの力を。たとえそれが、暗い、悪魔との契約によるものだとしても、負け犬よりはましだろう。そして彼の戦いは始まった。ニセモノだった英雄は、偽りを現実に変える、兇暴な“化け物”の力を手に入れたのだ。多くの血が流れ、仲間たちが傷つき倒れ―それでも彼は、必死に玉座を目指す。すべて救うために。ライナも、キファも泣かない、誰もが笑って暮らせるような、そんな国を作るために。緊迫の伝勇伝サーガ―ローランドを揺るがす革命、開宴。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆなめこ@
4
表紙の人は主人公ですが、牢獄に2年間もいたのです。彼はずっと勉強し続け、世界を変えようと企みます。
ちるる
2
クライマックス直前らしい。その割にはあまり進んでないような気がするのは単に短いから?クラウがお気に入りなので堕ち伝は楽しい。ミラーさんにサクッと切り捨てられちゃう展開にはわくわくしました(笑)だって簡単にやられそうもないし〜(^w^)短編は相変わらずのハイテンションでした。2011/10/22
ピアス
1
過去にあたる話だから結末はわかっていているけれど。なんかいろいろ切ない。短編のフェリスのライナいじめはもういいかな。革命をもっと見たい。2018/06/28
ゆう
1
仕方ないんだろうけど本編だけまとめて読みたいなー。表紙のライナが若い。そしてフェリスに適当なこと吹き込んでたのはおまえか!2016/02/21
セディ
1
やっとシオンが王の近くまでたどり着いた。普通の人間でいられたのかもしれないのにそれでも勇者にと思うシオンが強いと思うけれどもかなしい。2012/10/06