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内容説明
誰しも一つは消したい過去がある。失敗をせずに、大人にはなれないなんて言うが、果たしてそうだろうか?ああ、ホントに消してしまいたい。全く…俺は何で、あんな格好を…はあ。季節は秋―溜息が似合う、寂しい季節。なのに、教室は学園祭の準備で活気に溢れていた。「いっそ夜にやってくれれば良いのに」ゾンビで夜行性な俺の一言が意外な反響を呼び、今年の学園祭は夜祭に!?クラスの出し物、妖怪喫茶の準備に勤しむ俺の周りでハルナが大ハリキリ。そんな中、ユーがカラオケ大会に出たいと言い出した!?さらに妙な奴が現れたり、力を取り戻したハルナが大変なことに!あーもう!どこが寂しい季節だよ!第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。
著者等紹介
木村心一[キムラシンイチ]
1982年京都市生まれ。『これはゾンビですか?(4)うん、先生が最強だよ!』で第20回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッコー
9
夜の学園祭開幕。平松の正統派ヒロインのような可愛さにやられた。この娘には裏なんて無いよね?ユーも喋れるようになり可愛らしさが爆発的に上がった。こりゃ妄想も捗るわ。プロポーズを受けたと勘違いして浮かれまくる友紀も、トップアイドルのサラス、トイレの花子さんセラと吸血忍者組もエロかった。いきなりラスボス級のクリスが出てきちゃったけどかなり勝ち目無いよね、どうするんだろう。 織戸と三原のノーブラの争いでのドクター・ヒルルクネタは卑怯だろう。2014/01/17
Yobata
9
季節は秋,文化祭を迎え、準備に明け暮れる。歩のクラスは妖怪喫茶をすることになり、なぜかハルナが大張りきり。そこに担任が知るはずのない大先生の呪いを知っていて…さらに謎の魔装少女も学校にいて…。そして文化祭当日にセラと、対立するサラスがライヴの集客率を争うことに。そのための織戸の作戦とは…。そして最強の敵が現れる?!最強魔装少女・クリス登場。ちょい強すぎだねw悪魔男爵(吸血忍者の頭領)なども出てきて、展開が広がってきたね。しかし軽さは健在w読みやすさは相変わらず。しかし、ユーの歌は素晴らしいねwww2012/04/20
碧海いお
6
「伝説の木の下で告白を」って今、いくつの人が通じるのだろう?セラがカッコよかった。2022/04/05
とら
6
週刊これゾン。馬鹿二人が好きです。ハルナとトモノリ。巻を追うごとにこの作品の世界に引き込まれていく。いや、もう引きずり込まれました^^2011/02/18
KEI
6
購入。あ、前回のをまったく覚えてない僕ガイル。でもそのまま読みましたww相変わらず、面白いのは面白い。ユーかわいいよ、ユー。正直、シリアスパートは痛いからもういらないよ。2010/01/23