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内容説明
宗介の操縦する新型AS“レーバテイン”の活躍により、ニケーロでの戦闘に勝利した“デ・ダナン”のクルーたちは、各地に散らばる“ミスリル”のメンバーを救出し戦力回復に努めていた―それと並行して、テッサはとある情報の入手を急がせる。“アマルガム”の脅威が去らぬ危機的状況のなかにあって、彼女がそこまで執着するその内容とは?いま、現代の技術水準をはるかに超える“ブラック・テクノロジー”をもたらした“ウィスパード”の真実が明らかにされる!!彼らが誕生した秘密を探るうちに浮かび上がる“世界を変えてしまった事件”の封印された記憶…宗介たちが“はじまりの地”で最大の謎にせまる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
74
ここではクルツの最後のシーンが良かった。フルメタシリーズの最後の一歩手前で熱い戦いばかりだった。2010/01/27
海猫
50
世界観の謎に一気に迫る巻。風呂敷を畳みに入っている展開だが少し性急で粗く物語の躍動感を削いでしまっているのが惜しい。最終巻前の軋みと見るべきか。そういったマイナス点もあるがラスト付近にはシリーズ屈指の名場面があり、完結に向け期待は高まる。2011/03/31
芳樹
35
【再読】“ウィスパード”はどうして生まれたか、”オムニ・スフィア”とは何か、なぜかなめが最初から狙われていたのか、AS開発をはじめ速すぎる技術革新は如何にしてもたらされたのか。全ての始まりの地でそれらの真実が明らかになる今回。前回のラストで想いを通じ合わせたはずの宗介とかなめの関係がこうなってしまうとは予想もできず…。そして今回の終盤はクルツの独壇場。ついに『幽霊』が訪れたクルツが放つ一撃には痺れましたが、彼の状況が心配ですね。さて、<ミスリル>なじみの地で行われるであろうラスボスとの決戦の行方やいかに。2024/01/30
佐島楓
34
ついに「ウィスパード」の核心に迫る事件が起きる。そして、いくつもの悲劇も・・・。これも運命なのか? すべての解決を願いながら次巻へ。2015/12/23
ツバサ
16
クルツかっこよすぎて泣ける。三木さんの声でも聞けると良いな。2017/12/06