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内容説明
「どうしてキスぐらい、してくんないのさっ」その悩ましい声に、柾木天地は愕然としてしまった。彼のベッドの上で悠然と微笑んでいるのは、さっきまで学校を破壊していた、恐ろしい伝説の鬼「魎呼」だったのだ。夏休みに天地は、幼い頃から昔話として聞かされていた「鬼の祠」の鍵を、おもしろ半分であけていたのだ。フツーの日々よ、さようなら。天地の波乱万丈の人生が幕をあけた。新鋭、長谷川菜穂子がキミたちに贈る、SF・ハイブリッド・ラブコメの心髄、ここに登場。