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内容説明
シェクティの左眼と髪の毛が橙色に燃える時、〈天神の剣〉がその力を発動する。かつて神々が地上界に遺したといわれる〈力の至宝〉。これを手にした者は一切の不可能がなくなるとされている。この〈至宝〉の封印を解く〈鍵〉を持つと噂され、力を求める悪の神官、妖術士たちに追われる少女シェクティ。彼女こそは、雷神ズラドウラによってこの地上界に生を受けた娘だった。そして、シェクティと旅する〈風の狂戦士〉レマ。呪いにより平背獣の姿になっている巨人族の娘ファリィ。彼等の旅の行手に待ち受けるものは…!『ドラゴンマガジン』で大好評、ファンタジー巨編「雷の娘シェクティ」第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クイックラック
3
積読消化。雷神の娘シェクティが持つ力の至宝とその鍵を巡るファンタジー.......なんだけど、1巻は顔見せ?レマとの前世の因縁とか、めっちゃ気になるところで終わってる。九支刀片手に呪文唱えて天空から雷を呼ぶシーンはヒーローものの見せ場のようでカッコイイ。中学時代ならこの詠唱覚えてた。絶対(笑)
マサトク
1
懐かしい和製ハイファンタジーの味わい。過剰な設定と若書きのあとがきも今となってはいい味わいではある。面白さの予兆はこの時から充分にあったんだよな。よい物語と表現。過剰だけど。2024/10/16
deltazulu
1
強がる少女と、のらりくらりな男のやり取りが楽しい。少女の秘密は、大きなものを予感させるけれど、まだまだ序盤。思わせぶりなところで終わってるので、これからの旅路で何が起こるのか楽しみ。ニヤリとさせてくれるファリィの暴走も大いに期待。2009/06/19