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内容説明
顔に傷を持つ少年、日向葵。彼は、ある夜、枝垂桜のような長く美しい髪をもつ少女に出会う。彼女は何者かに追われていた。追跡者は、コートを脱ぎ捨て体を膨張させる。顔は長く、口は裂け、背中からは幾本もの大蛇が現れる。目の前の光景が信じられない葵。少女を守ろうとするが、大蛇に全身を噛み砕かれてしまう。(死ぬのか…)意識が薄れゆく葵に、少女が告げる。「死ぬな。生きて私の守り手となれ」少年の唇に、少女の唇が重なる。「汝に与えし力は、“炎の魔神”クレイモア。その力解放し、我が敵を滅ぼす剣となれ!」“力”を得た少年と、“力”を与えた少女の物語。遂に始動。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
3
ほんとうに読みやすいので、文体は好き。アンダー20歳の子供しか登場しない話がどうなるのかということを学べた。主人公、ヒロインの葛藤はよかったが、ダメージの転移やら、寄生体の取り出しシステムやら、そんなことできるの?という驚きギミックがリアリティを損ねているような気がした。しかしだからこそ、色々学ばせていただいとという利点も。笑。文体は好きです。すばらしいと思います。2013/02/03
いっち〜
1
一時帰国時に古本で購入してたのを引っ張りだしてきました。とにかく懐かしい。デモンパラサイトは大学時代に結構やったので「ああ、あったあった。こういうの」となることがとても多かったです。「動物キャラも作成可能」等の基本的な設定を活かすのはもちろんのこと、「変身後は衣服が破損する」等の一つ間違えればギャグになりかねない設定も上手く調理されていて、終始少年漫画な熱いノリが持続されていたのも嬉しいところでした。今後読み進めていって「電柱を引っこ抜いてぶん殴る」「自動車をぶん投げる」等の展開があれば最高です(笑)2016/11/25
fantamys
0
王道ラノベという感じか。思ったより楽しかった。2012/01/08
ちぬ
0
良く言えば王道、でもちゃちぃ部分もある。先入観無しなら結構楽しめる。でも、設定が軟らかすぎる。元がゲームブックな所為もあるんだろうけど。次巻に期待。2011/01/07
alice
0
絵師が植田亮さんだったので購入。 でも意外と安定して読める作品でした。^^2009/12/02