出版社内容情報
宇宙全体に共通する二つの法則「ゆらぎ」と「フラクタル」の話題を中心に、人間の発生と寿命、宗教、音楽論までを解説。「宇宙の風」のCD付き。 この世に見られるあらゆる現象は、身の回りの世界から宇宙の果てに至るまで、二つの基本的性質で成り立っている。一つは自己相似性、つまり「フラクタル」。もう一つは「ゆらぎ」である。本書は、「宇宙と神と人間の存在」「ゆらぎとフラクタル」「音楽と宗教」に関する科学技術評論家・天外伺朗氏と宇宙物理学者・佐治晴夫氏による対論である。「宇宙の誕生に神は関与していたのか」「宇宙の果ての限界点まで見てしまった人類の未来は」「究極に進化した宇宙の姿とは」「人間の体や人生にまで見られるフラクタル性」「般若心経と最新物理学の意外な共通点」など、二人の識者は、科学と宗教のはざまを漂いながら、人間がいかに生きるべきかを、互いに興味深い仮説を展開しつつ論じていく。また本書には、NASAの宇宙探査機が採取した「宇宙に吹く風の音」のCDを添付。読者は、文字だけでなく音によって「ゆらぎ」の不思議な世界を体感することになるだろう。 [第1部]宇宙と科学 ●宇宙と神と人間をつなぐもの ●宇宙、星、原子、人間の寿命について ほか [第2部]ゆらぎとフラクタル ●宇宙のあらゆるものは、ゆらぎ、フラクタルである ●人間、人生に関連する四つのフラクタル ほか [第3部]般若心経とバッハ ●私の音楽体験 ●仏教と物理学、そして般若心経とマントラとバッハ ほか
内容説明
宇宙物理学・量子力学・深層心理学・宗教・芸術…人類の叡知がたどりついた“究極の真理”とは。
目次
第1部 宇宙と科学(宇宙と神と人間をつなぐもの;宇宙、星、原子、人間の寿命について;宇宙はすべてのもの、すべての人間に対してフェアである ほか)
第2部 ゆらぎとフラクタル(宇宙のあらゆるものは、ゆらぎ、フラクタルである;人間、人生に関連する四つのフラクタル;単なる偶然ではありえないパウリ現象 ほか)
第3部 般若心経とバッハ(私の音楽体験;仏教と物理学、そして般若心経とマントラとバッハ;知りえないことがあるから宇宙に対する謙虚さが出てくる ほか)
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